WSGI(Web Server Gateway Interface)は、Pythonにおけるウェブサーバーとウェブアプリケーション間の標準インターフェース定義で、多くのウェブアプリケーションフレームワークと互換性があります。CGIと同様、クライアントからサーバーへ要求(リクエスト)を送信し、それを受信したサーバーは応答(レスポンス)を返します。
テストサーバーの起動
2017年現在、WSGIではCGIのようなコマンドラインでテストサーバーを起動することはできません。ただしサンプルプログラム内にテストサーバーによる待ち受け処理を記述しておけば簡単に動作確認を行うことができます。
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 | from wsgiref.simple_server import make_server def test_app(environ, start_response): # 処理を記述 pass # WSGIテストサーバーの作成 with make_server('', 8000 , test_app) as httpd: # テストサーバーによる待ち受け print ( 'サーバーが起動している事を示すメッセージなど' ) httpd.serve_forever() |
上記の記述のみではきちんと動作しません。# 処理を記述の箇所で正しくレスポンスを返すことによって動作しますが、これは次のページで紹介します。