前項ではプログラムをファイルに記述・保存して実行を行いました。Pythonでは対話型シェルを用いての実行も可能です。
対話型シェルの実行
前項と同じくpython-izmという文字列を標準出力へ書き出してくださいという命令を実行します。コマンドプロンプトを開きpythonとだけ打ちこんでください。
python
Pythonのバージョン等が表示され、入力待機状態になったと思います。この状態でPythonプログラムによる命令が可能となりますので、さらに前項と同じprint(‘python-izm’)と打ち込んでみましょう。
print('python-izm')
先程の実行結果と同じくpython-izmという文字列が出力されたはずです。このようにファイルへ保存しなくても実行可能なのがPythonの特徴の1つです。簡単な動作確認等を行う際に重宝するでしょう。
対話型シェルを終了する場合は次のように入力します。
quit()